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RPM インストール先を変更する

インストール時は、rpmコマンドの次のオプションを使用して、インストールを行います。

--relocate--badreloc

また、サーバインストール時には、環境変数「HCP_TOOLS_INSTDIR」を使用して、インストール先に指定したディレクトリに、サーバ鍵・サーバ証明書を生成できます。

HCP_TOOLS_INSTDIR

サーバのインストール先を/usr/local/hcp_toolsに変更する場合は次の様に実行します。

例:[user@localhost ~]$ sudo HCP_TOOLS_INSTDIR=/usr/local/hcp_tools rpm -ivh --relocate /=/usr/local/hcp_tools --badreloc hcpd-1.3.5-4.el9.x86_64.rpm

次のシステム設定ファイルは、/usrまたは/etc配下になりますので、インストール後に個別に調整して使用してください。

/usr/lib/systemd/system/hcpd.service/etc/pam.d/hcpd/etc/sysconfig/hcpd

アンインストール時は、通常どおりパッケージ名を指定して削除を行います。

※--relocate、--badrelocは指定しません。

例:[user@localhost ~]$ sudo HCP_TOOLS_INSTDIR=/usr/local/hcp_tools rpm -e hcpd

インストール先を変更した場合、以下のオプションで情報を表示することができます。

[user@localhost sbin]$ ./hcpd -Vhcp server (hcpd) 1.3.5_4 / Linux (HpFP2 2.0.0.91_21 WSAPI 0.0.1.30 WS 4.2.0-1)Installed prefix: /usr/local/hcp_tools (/usr/local/hcp_tools/usr/sbin/hcpd)