Red Hat Enterprise Linux (RHEL)
RPMパッケージのインストール
RPMパッケージマネージャーが導入されているLinuxオペレーティングシステムでは、クライアントとサーバ共にインストールするためにRPMパッケージを使用します。
パッケージに含まれる次の様なRPMパッケージを準備します。
bytix-archaea-tools-server-1.5.0-35.el7.centos.x86_64.rpm
次のコマンドを実行します。
rpm -ivh bytix-archaea-tools-server-1.5.0-35.el7.centos.x86_64.rpm
Archaea toolsのライセンスキーを所有している場合は、次の場所に保管してインストールしたサーバソフトウェアに適用します。
/etc/hcp/license.key
また、他のサービスと同様にsystemdコマンドを使用してサーバの起動や停止を行うことができます。
systemctl start hcpd
systemctl stop hcpd
サーバの設定を変更したり、サーバコマンドの起動パラメータにオプションを渡したい場合は、次の設定ファイルを変更します。
/etc/systemd/system/hcpd.service
/etc/sysconfig/hcpd
インストール後、サーバは次の状態で動作します。
- 特権分離有効
- PAM認証及び公開鍵認証有効
- デフォルトでインストールされたサーバ鍵による暗号通信が有効
旧パッケージは、廃止(Obsolete)として扱われて置き換えられます。旧設定ファイルは、変更などされている場合は上書きされず維持されます。
動作確認
インストールが完了したら、サーバを起動します。
systemctl start hcpd
systemctl status hcpd
初期設定(セキュリティ設定など)
特に設定なく使用可能です。セキュリティ設定などを変更したい場合は、別途設定リファレンスをご確認ください。
アップグレード
LinuxでArchaea toolsのアップグレードをするときは、RPMコマンドの-Uオプションを使用して現在インストールされているものよりも新しいRPMパッケージをインストールするだけです。
rpm -Uvh bytix-archaea-tools-server-1.5.0-35.el7.centos.x86_64.rpm
変更していた設定ファイルは、アップグレード時に保持されます。また、新しいRPMパッケージのビルド番号がインストールされているものの数より遅い場合でも、アップグレードを行うことができます。
例:1.5.0-34から1.5.0-35へのアップグレード
rpm -ivh bytix-archaea-tools-server-1.5.0-34.el7.centos.x86_64.rpm
rpm -Uvh bytix-archaea-tools-server-1.5.0-35.el7.centos.x86_64.rpm (this works)
アンインストール
LinuxでArchaea toolsをアンインストールするときは、RPMコマンドの-eオプションを使用します。
rpm -e bytix-archaea-tools-server