Archaea

インストール先を指定して、RPMパッケージをインストールする

パッケージ管理システムにRPMを使用しているLinuxディストリビューションで、インストール時にインストール先を変更することができます。

rpmコマンドの次のオプションを使用してインストールを行います。

--relocate
--badreloc

実行例

インストール先を/usr/local/archaea_dialogに変更する場合は次の様に実行します。

[user@localhost ~]$ sudo rpm -ivh --relocate /=/usr/local/archaea_dialog --badreloc bytix-archaea-dialog-1.0.6-15.el9.x86_64.rpm
Verifying... ################################# [100%]
準備しています... ################################# [100%]
更新中 / インストール中...
1:bytix-archaea-dialog-1.0.6-15.el9################################# [100%]

インストール完了後、特に調整することなく、そのままご利用いただけます。

起動

インストール先を変更した場合、アクティビティに「Bytix Archaea dialog」アイコンは表示されません。次のようなコマンドを入力して起動してください。

[user@localhost ~]$ /usr/local/archaea_dialog/usr/bin/bytix-archaea-dialog
Warning: Ignoring XDG_SESSION_TYPE=wayland on Gnome. Use QT_QPA_PLATFORM=wayland to run on Wayland anyway.

起動に成功すると以下のような「Bytix Archaea dialog – Login Panel」画面が表示されます。

確認

インストール先を変更した場合、アプリケーションの「About」ダイアログからインストール先の情報を確認できます。

アンインストールするには

アンインストール時は、通常どおりパッケージ名を指定して削除を行います。
※–relocate、–badrelocは指定しません。

[user@localhost ~]$ sudo rpm -e bytix-archaea-dialog

 

通常のインストール方法については、以下をご参照ください。
Archaea dialog 導入手順 (RPM)

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